8月行事食など【後半】

やまびこ荘のコロナの状況は、新たに体調不良の方が出ることはなくなり、落ち着きつつありますが、依然隔離が必要であり、お部屋で過ごされている方は何名かいらっしゃる状況です。

継続してご利用者様方にはご不便をお掛けしており、ご家族様はじめ関係者皆様にはご心配をお掛けして申し訳ございません。

ケアハウスやデイサービスではコロナの感染は無く、職員の感染は落ち着き、8月の後半もお食事は滞りなく、問題なく提供させて頂くことが出来ました。

まずは、利用者様方からずっと「食べたい」と言われていた『サンドウィッチ』を提供することができ、とてもとても喜ばれました✨

サンドウィッチの大量調理は、作業量的にも衛生的にも実現するには問題が多く、歴代の厨房責任者に「難しい」と言われてきましたが、やはり利用者様から「食べたい」と言われたため、今の女性責任者にダメ元で相談をしたところ、「1度やりましょう！」と言ってくれ、実現にいたりました。

やまびこ荘の厨房職員はこのように前向きで、施設長も「チャレンジしてみよう！ダメならダメで良いじゃないか！」と前向きな考えのため、栄養士の私は本当に仕事がやりやすく、利用者様方にワクワクを届けやすいです✴️

そんなやまびこ荘給食部門のチャレンジ精神は、後半の行事食にもあらわれていて、韓国料理で『参鶏湯(サムゲタン)粥』を提供させて頂きました！

参鶏湯粥は、「利用者様方の滋養強壮になれば」と厨房責任者の温かい考えから提案され、行事食に提供させて頂きました。

職員も利用者様方も参鶏湯自体食べた事ない者が多かったですが、骨付き鶏から厨房で出汁をとり、その旨味が凝縮した出汁でつくられた参鶏湯粥は優しい味付けで、鶏肉も本当にホロホロで、美味しかったです！　利用者様方にも好評でした👏　いつもはごはんを提供している方にもお粥を提供させて頂きましたが、「たまにはお粥も優しくて良いね」とも言って頂けました。　ナムル三種は酸味があるもの、ごま油香るオーソドックスなものとそれぞれ味付けが違く、花菜(ファチェ)もソーダの爽やかさとスイカがこの時期にぴったりのデザートでした🍉

DSの今月のおやつレクリエーションは、「夏祭り」を意識して、チョコバナナとかき氷を提供させて頂きました。

チョコバナナもかき氷も例年は、利用者様方にトッピングをして頂いたり、楽しんで頂いていましたが、今はコロナのため、職員が愛をこめて準備し、提供させて頂きました💝

かき氷のシロップやトッピングは、いちご、メロン、抹茶、みぞれ、ミルク、あんことバリエーション多く準備しました！

人気なのは、いちごミルクと抹茶あんこだったようです。

そして8／29、最後には『夏野菜カレー』を提供させて頂きました。

今年は、ミキサー食の方々にも「野菜をトッピングしています！」とお知らせし、楽しんで頂ければと考え、『やわらかマザーフード』という上顎と舌でつぶせる程やわらかい、特別な食品をミキサー食のカレーのトッピングに採用し、提供させて頂きました。

【常食】トッピングは、ししとう、茄子、パプリカ、南瓜です。

【ミキサー食】ししとうなど一部メジャーでない食材は、やわらかマザーフードには無いため、ミキサー食のトッピングは、南瓜、トマト、グリンピースを採用し、今回は提供させて頂きました。

【きざみ食】もちろん、食事の形態が下がっても「盛り付けは美しく！」は忘れません！

※最終チェック前に急いで写真を撮ったため、カレー皿に食事形態のメモ紙が貼りっぱなしでした💦申し訳ありません。

初めてのやわらかマザーフードというものに、皆様いつもはミキサー(ペースト)食を食べられているため、不思議に思われている方が多かったです💦　感想は、キョトンとされながら「美味しいよ」との感想が多かったです。

最近は肌寒かったですし、季節は9月でもう秋ですね。やまびこ荘の献立内容も少しづつ『秋・冬』仕様に移行の時期です。