敬老の日の特別なお食事

今年も暦通り16日敬老の日に、重箱につめた特別なお食事を提供させていただきました。

30分で重箱を並べるなどの下準備を終え、1時間もすれば殺風景だった重箱はどんどん充実してきます。

今年は172食準備と、ここ数年では1番多かったですが、無事に提供を終えることができました。

食事が最大数だったということは毎年手作りしているお品書きも142枚＋予備αと最大数だった訳でして、施設長から「頑張ったね」と言っていただけた時には、「そうなのです！頑張りました！」と思わず語ってしまいました。　表紙と中身がありますし、印刷してもインクが綺麗にのらず複数が失敗して何度か印刷のし直しは必要ですし、でも和紙で良い紙を使用していますからその後の糊づけでは失敗出来ないですし、皺に気を付けながら1枚1枚折りたたんでと…とっても大変なのです！（笑）　しかしこの苦労も、「綺麗ね、素敵」「これを見ながら食事すると一層美味しいよ！」など言っていただけ、すべての苦労が「今回も頑張ってよかった！」と達成感となります。毎年必ずお品書きについてお礼を言ってくださる方々もいらっしゃり、御膳の準備後、疲労し過ぎてしゃがんで話を伺わせていただいていると、「よしよし、頑張ったねー」と今回は頭を撫でていただいてしまいました（笑）　お品書きについて、こちらでも熱く語りすぎました。失礼いたしました。

御膳の内容、例年と違うところはデザートが果物だけでなく、ババロアに果物をのせるというところでしたが、ホイップクリームとミントでも飾ったデザートは「可愛い」と好評いただけました。言わずもがな、天ぷらは大好評でした！

とある方に、「こんなご馳走を食べた後はコーヒーが飲みたいねー、ないの？」と問われまして、「おやつや、食後のコーヒーは基本個人で購入いただいています。〇〇さんは糖尿病がありますので、ブラックコーヒーが良いと思います。まずは医師や看護師へ確認してきますが？」とやりとりしていると、次は前の方が「俺は日本酒が良いなー！」と言われたり、介護職員中心に飾った食堂で、皆様楽しく食事いただけていましたが、皆様の元気や何気ない発言などでこちらもより楽しくさせていただいた、そんな1日でございました。