【神奈川県横須賀市】特別養護老人ホームやまびこ荘|ケアハウスあっとホーム
『サステナブル(sustainable)』。さあ、皆様は日本語では何というかご存じですか?
やまびこ荘では11月3日・9日・14日の3日間に、サステナブルフードである『大豆ミート』を使用したお食事を提供させて頂きました。
さあ、答え合わせです! 分からなくても大丈夫です!私はすぐにパソコンで調べましたから😅
『サステナブル(sustainable)』とは、『持続可能な』という意味で、『サステナブルフード』とは、『環境に配慮した持続可能な体制で生産された食材』のことを言うそうです。食材の高騰が本当に痛いご時世に『持続可能』ということで、安定した価格で、安定して手に入れられることが出来る食材の開発は重要な事ですね。
大豆は、北緯50度の寒冷地から赤道に近い熱帯まで広い地域で栽培ができ、わずかな肥料で多くの量を収穫することができます。また、同じたんぱく源である家畜(肉)などと比べて、同量の水やエネルギーで遥かに多くの収穫が得られます。大豆は、これからの食事の未来を守り、またエコな食べ物とも言えますね。
3日の最初は、『大豆ミートのトマト煮込み』を提供させて頂きました。
私自身、大豆ミートは一時気になって色々なメーカーや製品を買って食べていましたが、どれもボソボソ感が強く、美味しいという印象は持っていませんでした。しかし、今回提供された大豆ミートは、『ボソボソ感などを出来る限り無くし、ご高齢の利用者様方も食べやすく、また美味しい大豆ミートを提供する』というコンセプトの通り、ボソボソ感や独特の臭いがほとんどなく、十分美味しく食べられる大豆ミートでした!
初日の提供を終えるまでは、「こんなもの食べられた物じゃない!」と多くの方に厳しいご意見を頂くことも本当に覚悟していましたが、「言われなければ肉じゃないと気が付かない」「挽き肉だと思っていたよ、気が付かなかったよ」や「普通に美味しいわよ。安くて身体にも良いなら良い事尽くしね」と利用者様方からも好評の意見を多く頂けた結果となりました!
9日、2回目の提供は『ガパオライス』で提供させて頂きました。
これが1番利用者様も職員からも好評だったと思っています! ナンプラーを使用し、辛さには豆板醤を使用しましたが、独特な香りが抑えめで食べやすい出来になっていたのも良かったと思っています。本当のガパオライスの味をご存じの方からしたら物足りなかったかもしれませんが😅
何はともあれ、大多数の利用者様方のお口に合ったことは、本当に安心しました✨
14日、大豆ミートお試し提供最終日は『麻婆茄子』で提供させて頂きました。
ガパオライスのように、ごはんや野菜と一緒に食べると本当にお肉のようなのですが、麻婆茄子で大豆ミートのところのみ食べると「やっぱり挽き肉とは違うな」「挽き肉の方が旨味があるよな…」と思うところはありましたが、こちらも利用者様方からは「普通に美味しいよ」「また教えてくれなかったら挽き肉だと思って食べていたよ」との好評のお声が多く、安心しました✨
もちろん、「やっぱり肉の方が良い」「食べられないことはないけれど、これ(大豆ミート)を積極的に食べたいとは思わない」と本音を言ってくださった方もいらっしゃいました。なので、新しい食事のあり方として、今後やまびこ荘の食事に大豆ミートは使用していきたいなとは思っていますが、頻度が多くならないように注意していかなくては!ということは心得ています。
ちなみに、次大豆ミートで食べたいもの、試してみては?とご提案頂いたものには、「キーマカレー」「チャーハン」「オムライス」が上がっています!
また提供させて頂いた時には、記事にさせて頂きます😌✨